ウォーキング(1) 基本

「歩く」という動作は、全身の骨格や筋、さらには神経と相互に作用しあっています。(歩くことは下半身だけの運動ではありませんよ。全身の運動です。)だから、間違った歩き方は身体のあちこちに悪影響を及ぼします。また、すでに身体のどこかに異常がある場合、その障害を補うために、歩き方がおかしくなることも多く、その結果、本来異常があった部分以外のところにまで緊張を強いなければならなくなり、放置すると、全身に異常をきたすこともあります。
さて、正しく歩くことの効用は次回詳しくお伝えします。今回は正しい歩き方についてです。



では写真で説明しましょう。



1.基本の姿勢をしっかりとります。(「正しい姿勢(1)」参照)
歩くにも
腹筋と背筋は重要です。
2.左足(後ろ足)が軸足となり、左足1本で体全体を支えます。重心は真下に右足(前足)は振り子のように前に押しだされます。 3.右足(前足)の踵、左足(後ろ足)のつま先が一瞬地面についている状態です。重心は両足の真ん中。両足とも膝はしっかり伸びています。背中も意識して。両足が同時にべったり地面に着くことはありません。



4.重心が右足に移動します。 5.完全に右足に重心が移り、逆の足で2の状態と同じになります。 6.逆の足で3と同じ。


・・・では連続して見てみましょう。ポイントを確認してください。
ウォーキングのムービーをご用意しましたのでご覧ください。

(Quick Time Movie 823k)