コミュニケーション(2)
−ノンバーバルコミュニケーション−



6.身体接触

相手の身体に接触すること、
またはその代わる行為による表現


(例)
親近感を表現するのに相手の身体に触り過ぎると
誤解を招いたり、不快感を与えたり


7.対人的空間

コミュニケーションのために人が利用する空間

(例)
コミュニケーションディスタンス(2者間)は、
日本人が基本で約120センチ必要、
お互いに頭を下げてもぶつからない程度。
親密になるほど徐々に近くなる。
会議室やレストランでの着席の位置でも
様々なメッセージが読み取れる。
例えば、隣同士に座る場合、協力体制であったり、
仲の良い語らいであったり、
リーダーシップをとる人は、
全員を見渡せる席を選んだり、など


8.時間

文化形態と生理学の2つの次元


(例)
時間を守らないと、ルーズな印象、逆に、早すぎてもせっかちに見られてしまう。
タイミングの善しあしで、有利になったり不利になったりなど。
また、時間は必ずしも同じ速度で過ぎていくとは知覚されないもの。
忙しい・うれしい・楽しいと早く・悲しい・つらい・単調だと遅く感じられる。


9.色彩

光りあるところに色があり、
絶えずメッセージを伝達している


(例)
赤→大胆、積極的、勇気
青→清く朗らか、冷静、着実
緑→平和、ゆったり、バランスが良い
黄→神経質、哲学的

など利用法を間違えなければ生産性を向上させたり、
注意力を増したり、食欲を増進させたりと
大きな効果がある。

他に、香り、場所(環境)、装いなどが加わります。