コミュニケーション(2)
−ノンバーバルコミュニケーション−

多くの学者達の研究結果では、次の9種類が
言葉以外の対人コミュニケーション用の信号として使われています。


1.人体

身体的な特徴の中で何らかのメッセージを
表すもの。
性別年齢、体格、皮膚の色など


(例)
日焼け肌は、活動的、
また、ふくよかな人はくよくよしない、
痩せ過ぎている人は神経質そうなど


2.動作と表情

動きや姿勢、顔も含めた表情で表現されるもの

(例)
胸をはり過ぎは威張って見えたり、
セカセカ歩きは余裕がない、
背中が曲がると疲れた印象、
無表情だと興味がないなど


3.目

アイコンタクトと目付き

(例)
目が良く合うのはお互いに興味のある証拠。
視線が強すぎると攻撃的など。
目付きのいい悪い、目の使い方で印象は大きく違う。


4.周辺言語

言葉の音声上の性状と特徴


(例)
小さすぎる声は自信がない、ゆったりした話し方からは余裕のある印象。
黄色い声、ハスキーヴォイス等いろいろ。
また、声の高低、発生、リズム、強弱、間などから話し手の属している社会階層や
地位、感情、話し相手に対する態度などがかなり正確に伝達される。


5.沈黙

沈黙もまた1つの表現手段


(例)
抵抗、イエスやノー、憎しみや愛情、絶望、恥じらいなど、相反するものも含めて、
沈黙は多くを伝達し、状況によってその意味にはかなりの幅がある。