 ジネスマナー研修の中で、新入社員の皆さんが難しいと答える1つに、電話応対 のマナーがあります。それもそのはず、学生時代は何かの勧誘の電話以外は、ほとん どが友人知人からの電話、相手が分かっての会話です。しかしビジネスシーンでは、 全く初めてのお客様からの電話に、相手の立場にたってしっかりと丁寧に応対しなければなりません。
直接会っての会話ならば、お互いの表情も分かるし、“最近はいかがですか”とかお天気の話など、ゆとりがあったり、多少の沈黙も時には効果的であったりしますが、電話での沈黙は、たとえ5秒でも大変です。気まずい空気が流れてしまいます。
電話応対の善し悪しは、会社のイメージを大きく左右するものなのです。 何げなく電話を取ったその瞬間、あなたは会社の“顔”としての責任をもつことにな るのです。
ビジネスの電話応対にはそれなりのトレーニングが必要です。
電話応対の達人になるコツは、とにかく電話に出て、早く慣れることです。
社会人として大きな成功をつかむには、日常的な小さな成功体験の積み重ねが大切です。お客様に好印象をもっていただける電話応対も小さな成功の1つ。毎日積み重ねていきたいものです。
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