こで大いに役立ち、また大切なのは「第二の挨拶」です。
「おはようございます」「こんにちは」に続くプラスアルファの言葉のことです。他人と親しくなるため、会話を楽しく続けるために大切なことは、相手の心に少しでも近づくこと。 その最初のステップとなるのが「第二の挨拶」なのです。


 
 
 
いかがですか。これらを活用しながら、相手がどんな話題に興味を示すか、反応はどうか等を意識し、相手の喜ぶ話題を見つけます。相手が得意分野の話であれば、こちらの質問に答えてくれるでしょうし、相手が興味をもち自分が得意な分野なら、相手の質問にも自信をもって答えられるでしょう。
話題が見つかれば、会話は80%成功したも同然です。コツは少しでも相手を理解し近付けるよう、心も体も相手に向ける努力をすることです。



して、より親しくなる手助けには、「名前を呼ぶ」「誉める」行為があります。
相手の名前を呼ぶだけで、相手が自分にとって、また自分が相手にとって、親密な存在であると感じる作用があります。相手の名前を繰り返すことで、名前を覚えやすくもなりますし、同時に相手にも自分の名前を覚えてもらいやすくなります。
ビジネスにおいても名前を覚えることは基本中の基本です。
心理学の実験でも、会話の途中で相手の名前を呼ぶと、交渉がうまくいくという結果が報告されています。名刺を上手に活用することも効果的でしょう。


名前を呼ぶ行為は、個人の存在を認めることです。誉めることにもつながります。相手を認め知ろうとしないかぎり、誉め言葉は出てきません。ちょっとしたことでいいのです。洋服の色、小物使い、表情、趣味のこと・・・等など、こころに触れたことを素直に口に出すことです。
人の欠点ばかり見ている人は相手を認めていないわけですから、良い人間関係ができないのは当然です。
相手の立場に立って、相手の長所を見つける「目」を鍛えることが大切です。「褒める」と「媚びる」は違います。勘違いをしないように。