り物は、「どれだけ相手の立場に立って考えられるか」だと思います。皆さんも知人友人の顔、行動を思い浮かべて下さい。ピッタリくるプレゼントが見つかりますか。どんな贈り物が最適かイメージできなくてハッとさせられるかも知れません。送り手、受け手との日常の上手なコミュニケーションからのみ、魂と魂が触れあう贈り物のヒントが得られるのではないでしょうか。贈答しあう意識を見直すことは、人間関係のあり方を見直す良いチャンスになりそうです。




を贈る行為は、DNAに初めからプログラムされている本能行動であり、また、自分が幸せになるための一つの方法です。ある種の快感を感じる止められない行為なのです。快感ホルモン、エンドルフィンという体内麻薬も贈る行為で分泌されるとか。自分も相手も気持ちよくなる「贈る行為」人任せにはできません。
そんな快感を覚えてしまった私は、ちょこちょこ人に何かをプレゼントするのが好きなようです。これは母の影響もあるかもしれませんね。

例えば、お隣から何かいただいたとき、器に手作りのクッキーを入れてお返ししたり、何かいただくと仲の良いご近所の方におすそ分けしたり、また、お土産などは、○○さんにはコレ、○○さんにはアレと楽しそうに選んでいた母の記憶があります。私はお駄賃に釣られてその運び役をしていた訳ですが、運んでいただけの私もなんだかワクワクしたものです。
相手の喜ぶ顔、驚く顔、ヤラレタっと笑う顔を思い浮かべながらプレゼントを選ぶ楽しみは止められません。