表情と声(2) 表情と声のトレーニング

3.口の開け方
?ヲ?ヲア?ヲ?ヲ
唇やあごなどに力を入れないように、下に開きます。母音の中で、最も大きく口を開けます。開ける目安は、指が縦に2本入るくらい舌も力を抜いて、下の歯の付け根に触れるくらいにして、あごと一緒に下げます。

?ヲ?ヲエ?ヲ?ヲ
「ア」よりも、唇をやや左右に引き、口角が上がります。開ける目安は、指が1本入るくらい。舌は、「ア」のときよりも、前方に高く持ち上がります。口が狭いと平べったく浅い感じの発声になるので気をつけて。

?ヲ?ヲイ?ヲ?ヲ
「エ」よりもさらに左右に引きます。堅く聞こえがちの音なので、声をできるだけ前に響かせるようにしましょう。写真のポーズの時に使う「チーズ」の「イー」で、一番口角が上がります。くれぐれも「いやだ」の「イー」にならないように。

?ヲ?ヲオ?ヲ?ヲ
唇を前に付きだしてラッパの形にすることで、こもりがちな「オ」の音も前に出てきます。丸いドロップを口の中に1粒含んだような感じで。舌は「ア」の時よりも後ろに持ち上げられますが、下顎からは離れないように気をつけましょう

?ヲ?ヲウ?ヲ?ヲ
「オ」よりもさらにすぼめて、唇の両側もやや中央に寄せます。唇の先は柔らかく。力を入れすぎるとタコになってしまいます。