触 れることなしに耳元で囁き合う“もしもし”から始まる声のコミュニケーション 、電話。顔を合わすことがない、だからこそ言える言葉がある電話。ただただ声を聞 きたくて、1日に何度とかける電話。遠い所からなのに身近に感じることのできる電 話。電話には何か独特のコミュニケーションがあるように思うのは私だけでしょうか。

 そういえば映画の中でも様々な形で電話のシーンが効果的に使われています。子供 のころみた、あるアメリカ映画のワンシーン・・・横長のバスタブ、もちろん泡が一杯、そこにゆったりと横たわっている美女が、なんと電話でおしゃべりを楽しんでいる・・・今でも強烈に覚えています。今は私も時々やっていますが、当時はお風呂で電話なんて思いもよりませんでしたから。とても豊かで贅沢に感じ、憧れました。最近の映画では携帯電話もよく登場しますね。
 

も ちろん映画だけではありません。TVドラマでも電話は大活躍です。私は時々見ているのですが、先日の“オーバータイム”(フジテレビ/月曜日)では、コード付きの普通の電話が登場し、その電話がドラマに幅を持たせていたように感じます。反町隆史と江角マキコの、表面上は普通に装った電話での会話に、心の動きが想像できたり、色気が感じられたり、妙に印象に残っています。
 ルルルル・・・、と電話がなると“ドキッ”なんてこと、あったなーーーっと。




 
 
知 人のオフィスに新しいスタッフが入りました。その女性の打ち明け話・・・私にも同じ経験があるので思わずほほ笑んでしまったのです。皆さんにもご紹介します。
 電話応対は丁寧に明るくと先輩から言われたIさんは、目一杯明るく元気に“はい、○○でございます”と最高の第一声で応対した・・つもり・・が、相手の方から( たまたま面識のある方)“Iさん元気ないね、風邪引いたの?”と言われてしまい、 それはもうショックだったと話してくださいました。“つもり”の自分と“相手が受ける”自分の印象は違うことも多いものです。面識のない方だったら、“暗い会社だな”と思われてしまったかも知れません。皆さんにはそんな経験ありませんか。

できている“つもり”で、実は慣れからおざなりな応対をしていなかったかどうか ・・彼女の打ち明け話は、私自身の電話応対を見直すよいチャンスになりました。
 特にビジネスにおいては、電話応対のマナーを身につけることは避けては通れません。トレーニングをして早く慣れることが一番です。以前の講座も参考にしてみて下さい。

電話(1)
電話(2)


打ち明け話の主、Iさんも、電話恐怖症・・?を克服する為に頑張っているそうです。



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