ウォーキング(2) ウォーキングの効用


歩くことの効果効用
暑い日はダラダラとだらしなく、寒い日は背中を丸めてコソコソと・・・自分の姿は自分だけが見えていないので、気づいていない方がほとんどでしょうが・・・多いのです、このような方々が。このような歩き方は、決して美しいとはいえませんし、また健康的でもありません。
 町中で時々、ハッと目を引き、しばらく目で追ってしまう素敵な人に出会うことがあります。さっそうと歩いていたり、ゆったりと歩いていたり様々ですが、共通しているのは
背中がしゃんと伸びて、前を向き美しい歩きをしていること。美しく正しい歩き方をしている方は、それだけでも活き活きと健康的に見えます。
 歩き方を見ることは、その方の人生を垣間見ること・・・言い過ぎでしょうか?
正しい歩き方についてはウォーキング(1)をご覧下さい。今回は、歩くことの効果効用について。


私が担当しているクラスのひとつにウォーキング講座があります。
生徒さんたちは約3ヵ月で身体が変わっていくのを実感します。具体的には、2センチ(少ない人でも5ミリ)身長が伸びた(正確には本来の身長に戻ったのですが)、諦めていたO脚がまっすぐになったベルトの穴が二つ縮まったとか・・・筋肉の付き方、引き締まり方が目に見えて変わっていきます。また、ある生徒さんは、「最近彼女、自信をもって仕事をしている」と、社内で評判になり、仕事をどんどんまかされるようになったと、うれしい悲鳴をあげています。

人間の最も基本的な、かつ重要な「立つこと」「歩くこと」は、私達の身体、健康、考え方、生活などに大きく影響するのです。地球上で人間にしかできない“滑らかに歩ける”ことのすばらしさをしっかり認識することが必要です。