挨拶(3)
−会釈−
              


正式なお辞儀の必要はなくても、相手に気持ちを伝えたいとき会釈をします。その種類は「静止会釈」と「流れ会釈」に分かれます。


●静止会釈
歩いていたり何か作業をしていても、いったん立ち止まり、また動きを止めて頭を下げます。状況によって、「おはようございます」など言葉をかけるか、また笑顔を相手に返すか、判断して会釈しましょう。くれぐれもその場の状況を乱すことの無いように。頭の下げ方はお辞儀と同じですが、下げる角度の目安は、約30度です。


●流れ会釈
親しい間柄(同僚・友人同士など)では、動きを止めないで、その流れの中で声をかけたり、軽く片手を上げたりしての挨拶でも構いません。その際も、笑顔は忘れないように。



さあ、あなたは、前後の事情を把握して、相手の立場になって「会釈」できる、心の余裕のある方でしょうか?