年賀状の意義はまず出し続けること。そして年頭の挨拶ですから、相手に気持ち良く受け取ってもらえるように心を配りましょう。その人らしさ、ユニークさも大切ですが、ワルノリしないように。特に会社の住所で出す場合は、誰の目に触れるか分かりませんから、あまりくだけすぎないほうが良いでしょう。

色刷りの版画や手書きの絵、オリジナリティー溢れるものを受け取ると楽しくなります。印刷の平凡な年賀状だからといって、引け目に思うことはありません。毎年出し続けることにも意味があるのですから。一言自分のメッセージを書き加えることで十分思いは伝わります。


日付は、○年元旦、○年元日、○年1月1日が普通です。元日は1月1日のこと、元旦は元日の朝のことです。1月元日、1月元旦とするのは間違いになります。
年賀状として出すのは7日ぐらいまで。それ以降は寒中見舞いとして出しましょう。寒中見舞いは、1月7日から立春(2月3、4日頃)までに出します。年賀状をいただいたのに出していない、又出し忘れて失礼してしまった相手にはこの寒中見舞いでフォローするのがおすすめです。
服喪中は、年賀状欠礼の挨拶状を、11月末には届くように手配します。必ずいつ誰がなくなったか書き添えるようにしましょう。喪中のはがきをいただくと、どなたがお亡くなりになったのか気になるものです。
 喪中に年賀状をもらったときには松の内を過ぎてから、賀状のお礼を述べ、知らせなかったことをわびます。喪中のお知らせをいただいた人には、賀状は出しませんが、心を込めた寒中見舞いを出しましょう。



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