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![]() 子供のころ、私にはあまり年賀状が来ませんでした。父の年賀状の束の厚みがとても羨ましく思えたものです。子供の私宛は少なくて当然だったのでしょうが、自分を認めてもらえていないような・・少し寂しい感覚を覚えています。 |
そんな思いがあるせいか、私にとっての年賀状を書く、受け取る事は年末年始にかけての大イベントでなのです。 暮れではなくお正月に書くべきだとか、虚礼は必要ないとか、いろいろ言われていますが、大切なことは、“この人に出したい”という思いではないでしょうか。年賀状も大切なコミュニケーション、できる範囲で、自分らしく続けることです。 |
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![]() キリスト教信仰の宗教行事と深くつながっているヨーロッパなどでは、正月よりも、クリスマスが重要な節目になります。日本では宗教的な祝福というよりは、あくまでも人間関係そのものに根差しています。 毎年受け取る年賀状に、どれだけわたし自身喜んだり元気づけられたりしたことか。沢山“おめでとう”を贈る事のできる人には、沢山の“おめでとう”が戻ってくると思います。年賀状に喜びを乗せて、長く長く贈り続けていきたいですね。 (参考図書・日本の風俗の謎) |